山田兄弟製紙は、雲華紙、新鳥の子紙、襖紙などや環境にやさしいヨシ紙を製造しています。
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 鵜殿ヨシ原の保全活動

鵜殿ヨシ原の保全活動
1971年にはじまった河川改修法では、治水と利水が目的で生物保護に関して無対処であったため、生物群が危機に直面しました。

1997年に河川法が改定されて、治水・利水に環境が加わり、生態系の保全が法律的に義務づけられました。現在、鵜殿ヨシ原では国土交通省によるヨシの保全活動が始まっています。

そのひとつは、水をヨシに近づける方法です。
河川改修で川の水位が低下し、ヨシが水につからなくなった今、ヨシ原に導水路をつくり、ポンプで川の水を汲み上げて、導水路に流しています。導水路は年々延長されて、現在では鵜殿ヨシ原の中を流れる立派な川になっています。

もうひとつは、ヨシを水に近づける方法です。
ヨシが生育している土地を切り下げて、川の水位に近づける方法です。これにより、雨が降って水位が増すとヨシが水につかるようになってきました。
水をヨシに近づける導水路
ヨシを水に近づける掘削後のヨシ原

多くのボランティアによって支えられる鵜殿ヨシ原
昔は、全国各地にヨシ原がありました。
ヨシは毎年刈り取られ、ヨシズや茅葺屋根など、ヨシの需要がありました。
しかし現在では、ヨシの大部分は輸入されている為、ヨシを刈り取ることが少なくなりました。

ヨシは多年草で1年で枯れます。刈り取らなければ枯れたヨシはゴミとなり河川に流れでてせっかく吸収したリンや窒素がまた水に溶けだしてしまいます。

ヨシは刈り取ることで、春に新芽を出します。刈り取らなければ、ヨシは減る一方です

ヨシを刈り取り、初春にヨシ原焼きを行ってこそ、ヨシ原は守られるのです。

鵜殿ヨシ原では、「鵜殿ヨシ原研究所」や「鵜殿クラブ」(会員制)のボランティアと共にヨシ保全の草刈り・ヨシの成長や生育環境の調査、植物分布、ヨシ原の昆虫・野鳥等の調査、地下水位の調査、鵜殿のヨシ原保全のための広報普及活動が行われています。
多くのボランティアが参加するヨシ刈り
冬の風物誌ともなっているヨシ焼き


山田兄弟製紙の取組み
山田兄弟製紙株式会社では、多くの人に支えられて保全されている鵜殿のヨシをパルプ加工してヨシ紙にしています。

ヨシを紙にして消費することが、結果的にはヨシを守ることになり、ヨシが増えれば河川の水の浄化につながります。

当社では毎年従業員全員で、ヨシ刈り取りに参加し、春先や夏場の草取りにも参加しています。

「ヨシを守り、ヨシを育てて、いいヨシ紙にする」をモットーに、山田兄弟製紙はヨシ原の保全活動を行っています。


山田兄弟製紙 株式会社 〒915-0235 福井県越前市不老町15-4
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